美容室のカットで定番のボブ

      2013/04/01

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美容室のカットでは定番のボブヘアーのグラデーションカットですが
髪の質がとてもいいので、乾かすだけでこの艶やかな感じに仕上がっています。

ボブヘアーのカットは手入れが簡単なので、長年人気のヘアースタイルですが
弱点として、トップのボリュームがなくなってきていると
その部分を強調してしまいます。

これはトップの髪の毛が長いから起こってきますが
それとはもう一つの要因として、頭皮の毛根の状態が悪いと
ペッタっと張り付いたような状態になったりします。

髪のハリコシがなくなったように思われている方がいますが
髪が原因ではなく地肌が原因の方がいるのです。
注意してみてください。

この方はヘアカラーもされていますが、とにかく髪の毛1本1本が、落ちていくとところにおさまります。

だから、カットが崩れていかない。伸びても落ち着いている。
このような手入れが楽な言葉が続くのがボブヘアーの特徴なのですが、
さらに極上な髪質になりますと乾かすだけで、天使の輪が、あちらこちらに出てきています。

このような髪形は、
カットの上手、下手も重要な要素になりますが、素材も重要な要素に入ってきます。

口コミなどで、紹介もありますが、カットのテクニックよりも
お客様の手入れに合わせた、カットテクニックを使うことのほうが多くなりました。

最近は、どうしても健康美が重要な要素にも入っていますから、髪の艶は大切だと思います。

髪の艶は、髪の色にも作用されます。

黒髪の場合、どうしても光が黒に吸収されて抜けるような艶が出てきません。

明るい色に染めますと、光が髪の裏側まで抜けていくため、透き通るような艶が表現できます。艶の質が少し違ってくるのです。

ですから、暗めの色で、光が輝く髪の毛は、本当に髪の内部に水分がたっぷり入っている状態を示しています。

彼女は少し染めてはいますが、毛染めをしていなくても、烏の濡れ羽色という艶を放つ、極上の髪を保っています。

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この記事を書いた人

片山 幸造代表 ヘアーランド髪結床
美容師歴30年を超え今まで述べ15万人以上の髪の毛をカットしてきた。多種多様な髪質を触りカットは切るだけではなく、彫刻のように創っていくことに気がつく。最近では傷んだ髪の毛の再生にも力を入れて、日々艶髪を創れることに美容師としての喜びとやりがいを感じている。

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