髪の毛に一番の敵は熱ですよ

   

ダメージレス(傷んでない髪の事)な髪の毛を目指して日々努力を惜しまない女性の為に、何が一番髪の毛に影響を与えるのか?

そんな記事を書いてみようと思います。

髪の毛を傷ませる要因は沢山あるように思われますが、一番の敵はズバリです。

これだけは絶対覚えていてください。

最近はコーティング剤のシリコーンなども、髪の毛の状態をむしばんでいきますが、何よりも髪の毛に影響を与えるのは熱です。

理由は、熱は、髪の毛を構成するタンパク質に直接働きかけるからです。

自宅でヘアスタイルを決める上で、最近はホットカーラーやヘアアイロンなどが今ではとても便利な道具として普及してきました。

便利な道具だからと言って、毎日一定以上の熱を与え続けるようになっていきます。

幸いキューティクルは熱には強くできていますが、問題は髪の内部のアミノ酸成分が熱に非常に敏感に反応してしまうことです。

たとえるなら、卵の白身のようなものです。

白身は、熱を与えると固まってしまいますよね。

同じようなことが、髪の毛内部でおこっていきます。

しなやかで、弾力もあるクセのつきやすい健康毛でも、熱を当て続けていると、少しずつクセのつきにくいゴワついた髪の毛に変化していくのは、こういった理由も挙げられます。

枝毛、ひび割れも起こしやすくなってきますし、もっとエスカレートしていくと、枯葉のような髪の毛になっていきます。

「髪が傷むからパーマやストレートパーマはかけない」という方も実際いますが、実は、ホットカーラーやヘアアイロンを毎日使い続けている方が、髪の毛は傷んでいきます。

せめて毎日の使用は避けて、2~3日に1度だけに抑えた方がいいと思います。毎日使うのなら、パーマやストレートパーマでスタイルを形状記憶させてしまった方が、数倍髪の毛に優しいといえます。

日々使うドライヤーも同じことが言えます。髪の毛は乾かした方がいいのですが、とにかく熱を当てすぎないことが大切です。

髪の毛がブローなどで形つくのは、暖めるだけではなく、熱がさめる瞬間に形が付いていきます。にもかかわらず、いつまでたってもくせがつかないからいって、熱を与え続けても髪にとってはマイナスなだけなのです。

髪の毛に一番の敵は熱ということをしっかり頭に入れて、日々の髪の毛のお手入れをしてみてください。

電子トリートメントによる、マイナスイオン化した電子水は、熱によるアミノ酸の変性を抑えてくれます。アイロンをする前、ホットカラーをする前にしっかり髪の毛に吹きかけ

ドライヤーで軽く乾かして、操作していきますと、かなりいい状態の形がつく髪の毛になります。

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この記事を書いた人

片山 幸造代表 ヘアーランド髪結床
美容師歴30年を超え今まで述べ15万人以上の髪の毛をカットしてきた。多種多様な髪質を触りカットは切るだけではなく、彫刻のように創っていくことに気がつく。最近では傷んだ髪の毛の再生にも力を入れて、日々艶髪を創れることに美容師としての喜びとやりがいを感じている。

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