私たちが出来ること

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このページを読んでいただき有難うございます。

LINEの読者さんのために記事を書いています。

記事のお題の通り「私たちが美容師としてできること」として少し違った角度から話をします。

美容師の仕事は、カットしたり、パーマをかけたりヘアカラーを施したりが一般的ですが、そのような話ではなく、当店が他の美容室とは少し違うことをずっとやって来ているので、どうしてそのようなことをしているのか?またこれから更に何をしていこうとしているのか!少し話は長くなるかもしれませんが、大切なことだと思うのでお伝えします。

御用達(ごようたしという考え方

28年前この店を開店した時からの考え方に「御用達」というコンセプトがありました。一般の方にはあまり馴染みのない言葉でしたが、当時よく言われていたのは「宮内庁御用達」「王室御用達」ぐらいだったでしょうか。食べ物屋でも洋服屋でもおそらく長く信頼されているからこそ「御用達」として選ばれている。そう感じていました。

それなら美容室としてお客様に選ばれ「御用達」として信頼されたい。そう考えていました。それは今でも変わっていませんが、時代が少し変わって来ていますね。高齢化社会を迎え、その方達の日常の作業などをお手伝いする「御用達ビジネス」なども生まれて来ています。

何をしても数日経つと元に戻ってしまうヘアケアーへの疑問

髪の毛を扱うプロですから、お客さまの髪の変化はすぐわかっていました。特に年齢を重ねていく過程で劣化していく髪の毛の歯止めはいろいろなものを取り寄せてメニュー化してもほとんど効果がなかったと言った方が正しいと思います。それが従来の美容界が薦めていたやり方でした。

片山自身は、疑問に思っていましたし、別の方法がないかと探すようになって、いいと言われるもので手に入るものは取り寄せては店で使っていましたが、悪くはないのですが自分が納得するようなものには出会っていませんでした。

今から約18年前の2006年の冬頃片山は、「ネット上で一つの髪の毛をキレイにするノウハウを発表しました」

この方法がきっかけになって、結局辿り着いた結果は、日頃のシャンプーのすすぎでした。髪の毛に水分をしっかり与えれば髪の毛は変わるのかも?そのようなとてもシンプルな答えでした。

そして生まれたメニューが2008年の1月から募集を開始した「シャンプーフリー会員」制度でした。簡単に説明すると髪のプロが毎日のシャンプーを代わりにするという、非常識なメニューでした。

なぜ、そんなメニューを提供したのか?

プロが毎日洗うことで髪の毛は変化するのか知りたかったからです。そして本当にお客さまの髪の毛に変化が起これば、従来の美容室の利用の仕方さえも変わってしまうのではないのか?という思いになりました。このサービスは16年経った今でも継続しているサービスになります。

実際は、週2回ほど通っていただき、3ヶ月も継続すれば髪の毛が変化することはわかりましたので、そのようなメニューを作っていき、いよいよ発表をする時の9月に「電子トリートメント」に出会いました。

今では、自分達の美容経験が吹き飛ぶほどの衝撃を受けたのが懐かしい思い出になっています。

「シャンプー会員」で3ヶ月かかった仕上がりの手触りやその他諸々を、「電子トリートメント」は1度の施術だけではるかにこえていました。

今日は「電子トリートメント」の話ではないのでやめておきますね。

当店が今までやって来たことやこれからもブレずにやっていこうと心がけているのは、「嘘をつかない事」「納得できること」です。それは美容師として当然のことだと思っていますし、180度違う美容理論を知っているからだと思っています。

今年から始めている、「プチクレンジグ会員」の募集も通常のお店では考えられないようなメニューになっていますが、それも当店らしいのかもしれません。

全ては美容室として選んでいたただける「御用達」を目指して来た結果だと思っています。

長い文章になりました。

1996年4月16日(火)にこの店はオープンしました。

周りにはお店も無くなってしまいましたが、28年経った今もおかげさまで継続させていただいております。

こんな田舎にお客さんがいるのですか?大阪からこられた経営コンサルタントが最初に行った言葉ですが、「なんと無礼な人」と笑いましたが、

髪結床の二人がお客様に出来ることは、自分達の体が動く以上は、真剣に手を抜くことなく美容師として懸命に仕事をすることだけです。

いろいろな美容法がこれからも出てくるでしょうし、すごい美容器具なども出てくるのかもしれません。ただ人の体の原理原則が急に変わることはありませんから、新陳代謝や老化などのアンチエイジングの原理原則もそう変わるものではないと思っています。

美容製品は進化していきますが、美容師の手はその人の生き方なども出てくるように思います。

何度も何度も美容室に通っていただけるようなメニューの開発などが、田舎にある美容室が取り組むことの一つだと長く美容師をしてきて思っています。

これからもよろしくお願いいたします。

尚、当店に通っているお客様は全員一般的に行われている美容法ではなく「電子トリートメント美容法」を体感している方達になります。冒頭の画像はそのような意味もあります。

2024年4月13日 片山

 

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