ウエーブヘアーの艶
艶を出すには、光の反射が重要です。
表面がぼこぼこな状態だと、光は乱反射して、艶があるように見えません。
ですから、髪の毛につやを出そうとするのは、すとれt-ヘアーのほうが断然有利になります。
しかし、彼女はずっとウエーブヘアーでした。
そう・・・艶とは縁遠いヘアースタイルだったのです。
ウエーブヘアーで、素晴らしい艶を放っている彼女
ここまで来るには、ほとんど艶という言葉には、本当に本当に、縁遠い髪質でした。
それはご本人が一番よく知っていて、当店が髪質が改善できるように
なって、手入れ方法を伝えた時、彼女は心の中でこう思ってていたそうです。
「若い頃からロングでクルックルパーマ、カラー大好きな私、髪の毛は傷んで当たり前、
枝毛、あほ毛当たり前、お出かけの時はム―スたっぷり、シリコンまみれ当たり前、
だってロングにパーマなんだもの!と思ってうん十年過ごしていました。
心の中では何十年もかけて傷んでいるパサパサの私のロングパーマにカラーリングの髪、少しは落ち着くのかな~位に思っていました」・・・と
当店の、髪の毛の手入れ方法を話した時も
「シャンプーするだけ!リンスもトリートメントも無し・・・
聞いたとき、無理!私の髪にはそれだけでは無理!そんなんでツヤツヤの髪なんて無理!」
と思っていたそうです。
そう、彼女の髪の毛は自分で思っているように、「無理ばっかりだったのです」
その事は、担当美容師として一番わかっている事だったのです。
ある時期までは・・・
しかし・・・それも昔の話で、今はムースもつけていない状態で、この艶を放つような
髪に変わっていきました。
髪には人一倍気を使う人ほど、ダメージを受けている方は多くいます。
髪のおしゃれと健康は反比例すような時期が長く続いてきたのです。
手入れのやり方が間違っているのではなく、仕方がない事だったのです。
そう、当店では思っています。
でも、今は違います。ヘアカラーやパーマを繰り返して言っても
髪の毛の健康状態は、健やかに保つことは可能です。
そんな事を、教えてくれてるウエーブヘアーだと思います。
もし彼女がストレートヘアーなら、とんでもない艶髪の写真が出来ていたでしょう。
ハードなウエーブへアーでなにもつけていなくて、この艶はある意味異常な世界です。