熱い想いは大事ですが、髪には熱が大敵

      2016/06/11

101

髪の一番の大敵は何かと申しますと、それは・・・

熱です!

これはこれから100年たっても多分変わらないと思います。

そして、それを守ってくれるのが

水分になります!

103

熱は髪を構成するたんぱく質を変質させていきます。また水分不足もたんぱく質を変質していきます。この双方の事を無視してヘアケアを続けても、ほとんど髪の状態が良くならないで、逆に劣化を促進していくことになりかねません。その事について詳しく話していきます。

まず、熱ですが、最近はヘアースタイルを作るときに、ホットカーラーやアイロン、そしてドライヤーなどを使って髪型を作っている方がほとんどですが、髪の毛は本当に熱に弱いのです。

どれくらい弱いのかと言いますと、一般的には、タンパク変性は、60℃ぐらいから徐々に進行すると言われていますから、ブローなどで同じところに集中して熱を当てていますと、すぐにその温度まで上がってしまいます。アイロンだったらもっと高温ですから、危険度はなんとなくわかりますよね。

さて・・・美容室ではくせ毛の方達に、「縮毛矯正」などを行いますが、この技術こそ熱を使って髪の毛のたんぱく質を変質させていきますから、高度な知識と施術が必要になってきます。通常は180度ぐらいのアイロンを使って矯正していくのが一般的ですから、髪への負担はやはりかかるわけです。

「縮毛矯正」の体験者で、何度かするうちに、毛先や髪の毛が固くなった気がする。そう言った言葉を聞きますが、これは髪内部のたんぱく質が、熱により変質してしまった結果起こる状態です。それとツヤを出すためにコーティング剤などを薬液に混ぜて施術を行ったりしますので、余計に髪表面にコーティング剤が固まって残りカチカチの髪の毛に変化していきます。

つまり、髪の内部のたんぱく質も固くなり、髪表面もコーティング剤によって固くなるわけです。それが熱によって余計に強化されていきます。唯一それを避けるには、イオン化された水を与えていく方法が処置として今はあります。

当店が扱っている電子トリートメントがそれにあたりますが、美容界ではまだ10年と歴史が浅い新理論ですので、「非常識」という表現を私は使っていますが、効果効用は即効性と持続性を兼ね備えています。

熱は髪にとっては大敵ですが、しかし髪型を作るのに、アイロンやブローなどで熱を当てないと形がつきませんからやはり必要になってきます。ただ、髪にカールやくせをつけるのは、暖めただけではつきません。あてた熱が冷める瞬間に形ついていきますから、ドライヤーなどでくせがつかないからといって、いつまでも同じ個所に熱を当て続けると髪の毛にとってはマイナスになるのは明らかですね。

オーバードライという表現を私達はしますが、髪の内部のアミノ酸などのタンパク成分が熱で変質してごわごわした髪の毛に変わっていきます。また髪の毛が乾燥しているからといってオイルなどを勧める美容師が後を絶ちませんが、オイルは油からできておりますから、水より高温になりやすい性質があります。

フライパンに油を入れててんぷらを揚げるのを思っていただけると、私が言っている意味がわかるかと思いますが、相当高温になりますよね。似たようなことを髪の上でやっているのです。本当に髪の毛を大切にしていくのなら、オイルは髪の毛につけない方が賢明です。更にオイルは非常に「酸化」しやすい性質もあります。「老化」=「酸化」ですから、いい方を変えれば、老化促進剤をせっせと髪に塗っていることになります。

これでは、髪の毛の状態が良くなるはずがありませんね。くれぐれも注意をしてください。

非常識に髪の毛をサラサラ・ツヤツヤにする方法とは、今無料でダウンロードできます

senden1

 

 

「非常識に髪の毛がサラサラ・ツヤツヤになる方法」15日間無料メールセミナー

この記事を書いた人

片山 幸造代表 ヘアーランド髪結床
美容師歴30年を超え今まで述べ15万人以上の髪の毛をカットしてきた。多種多様な髪質を触りカットは切るだけではなく、彫刻のように創っていくことに気がつく。最近では傷んだ髪の毛の再生にも力を入れて、日々艶髪を創れることに美容師としての喜びとやりがいを感じている。

 - 艶髪, 電子トリートメント, 髪の悩み , , ,