手入れがラクで長持ちするカット
■どんな髪型にも当てはまるシンプルな事
人間の髪の毛は、長さにもよりますが、一人ひとり頭の上で必ず落ちていくところがあります。
その事を知ってカットをする美容師はそう多くいません。
意外と無視されているのかもしれません。
また、髪の毛は短い方から長い方に流れていくという習性をもっています
これも、当たり前にヘアカットでは大切なことです。
■日本人に向いたカット技法
日本人の髪質は、太いほうに傾いている髪・細いほうに傾いている髪、
そして直毛か癖毛が、多いのか少ないほうなのか。
たくさん存在しそうで、実はシンプルに分けて対応しています。
これは片山自身が延べ15万人以上の髪の毛を切ってきて出した答えのようなものです。
他の美容師とは考え方が違っているかもしれませんね。
しかし・・・シンプルに分けたことで、カット技術が混乱することなく、多種多様な髪質があっても適切に対応できます。
日本人の髪質に、ただ切りそろえるだけのカット技術は、すでに廃れていると思っていますが
手入れが楽で、長持ちするカット技法は、髪をただ切るだけではなく、彫刻の要素が必要だと感じています。つまり削るというカット技法が必要です。髪結床のカットが長持ちするのは、細工を施しているからです。
■髪の毛という素材の大切さ
髪表面にはなるべく必要のないものが付いていない方が髪型は決まりやすくなります。多くの方はこの逆を「髪の手入れ」としてやってしまいます。一般美容師のアドバイスもあるのでしょうが、髪結床では出来るだけスタイリング剤に頼らないカットの仕上げを心がけています。素髪という言葉はあまり聞きなれないでしょうが、本来髪の毛にしっかり水分が保たれていますと、髪型は簡単にスタイリングできるようになります。
ヘアカラーやストレートパーマなどを繰り返した人や、加齢による細毛になっている人など、パサパサ状態の髪の毛は特に水分量が不足しております。その上パサツキをオイルなどを使って落ち着かせようとするあまり、髪の毛に余分な物がこびりついた状態になっています。
毛先は、ガシガシになるため何をしても落ち着かなくなっています。今までの処方を変えて髪の手入れを行えば、カットだけで十分落ち着く髪質に変わっていきます。