潤う髪の毛

      2013/04/02

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髪の毛の表面につやを出す方法は、いろいろございます。

髪の毛の水分量や油分の量は10歳を境にして落ちていくといわれます。

生まれて10年足らずで、老化が始まるわけです。

そんな・・・と思われるでしょうが、実際現場で日々髪の毛を触っていますと

10代の子供の髪の毛は、ずいぶんいろいろなヘアケア剤の弊害を受けているのは、仕方ないかもしれません。

写真の高校生は、その弊害をあまり受けていない髪の毛ですが

それでも毛先や、中間はアイロンなどを毎日行っているせいか

少し切れ毛などはあります。

また髪の毛を伸ばしているので、毛先は少しアイロン焼けしています。

電子トリートメントでしっかり水分補給をした後の髪の毛ですが

ずいぶんウエートがもっちりと出てきました。

髪の毛はタンパク質でできていますから、そこに温度の高いアイロンなどを施術していくと、どうしてもタンパク質が変質していきます。

たとえますと、目玉焼きの白みの部分が変わっていくのと一緒です。

たんぱく質は熱が加わっていくと硬くなる性質があります。

それを毎日くりかすと、どうしても髪の毛は、硬くバシバシになりやすく

弾力のない髪の毛に変わっていきます。

結果切れやすい髪の毛に変わっていきます。

できることなら、髪の毛内部に水分が残るように、

イオン化された電子トリートメントをふんだんにしみ込ませて

アイロンの熱からも守ってほしいと思います。

そうすれば、乾かしただけで、何もつけなくて

このような髪の毛が維持できます。

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この記事を書いた人

片山 幸造代表 ヘアーランド髪結床
美容師歴30年を超え今まで述べ15万人以上の髪の毛をカットしてきた。多種多様な髪質を触りカットは切るだけではなく、彫刻のように創っていくことに気がつく。最近では傷んだ髪の毛の再生にも力を入れて、日々艶髪を創れることに美容師としての喜びとやりがいを感じている。

 - 電子トリートメント, 髪の悩み